Windows PCを遠隔操作でロックする

Microsoftアカウントのデバイスページから操作

本来はデバイスを紛失した場合を想定する機能だが、自宅や職場のデスクトップPCでロックやサインアウト処理をし忘れた時にも使えるのがリモートロック機能だ。同じMicrosoftアカウントを使用するPCであれば、リモートロックを使って、サインアウトや、ロック操作を実行できる。

「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「sysdm.cpl」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

「システムのプロパティ」が起動したら、「フルコンピューター名」を確認する。画面の例では「DESKTOP-0G49OJC」だ

まずは対象となるコンピューター名の確認だ。上図で示したように、通常は「デバイスタイプ-ランダムな英数字」のコンピューター名が付与されている。

次に別PCからMicrosoftアカウントのデバイスページにアクセスし、同名のコンピューターを確認する。

別のPCからブラウザで「Microsoftアカウント」のデバイスページにアクセスし、対象となるPCの「詳細を表示する」をクリック/タップする

あとはデバイスの位置情報を取得し、デバイス詳細ページにある「デバイスを探す」をクリックして、ロック処理を実行すればよい。対象のPCで表示されるメッセージも入力できる。

デバイスの詳細ページにある「デバイスを探す」をクリック/タップする

地図が現れたら、「ロック」ボタンをクリック/タップする

「次へ」ボタンをクリック/タップする

メッセージを入力し、「ロック」ボタンをクリック/タップする

改めて述べるまでもなく、ロックされたPCを操作するにはPINやパスワード、Windows Helloの顔認証による必要になるため、安全性を担保できる。

こちらは対象となったPC。自動的にサインアウトし、ロック画面に切り替わる。なお、先ほど入力したメッセージはロック画面に現れる仕組みだ