5つの問題に対処する「GeForce Hotfix Driver Version 417.58」が登場

4Gamerの更新停止期間と重なった結果,お知らせするのが遅くなってしまったが,北米時間2018年12月30日付けで,Release 415世代の新しいHotfix版ドライバである「GeForce Hotfix Driver Version 417.58」がNVIDIAから公開となった。
今回のHotfixでは,Release 415世代が抱える以下の問題が解決しているという。

DisplayPort経由でディスプレイと接続していると,ディスプレイをスリープから復帰させたとき,画面に何も表示されなくなることのある問題

Windows 7環境において,ゲームでG-SYNCとVsyncを併用するとフレームレートが低下する問題

「Shadow of the Tomb Raider」のDirectX 12モードを実行すると,アプリケーションがときおりクラッシュする問題

BenQ ZOWIE製ディスプレイ「XL2730」と接続し,垂直リフレッシュレートを144Hzに設定すると,画面に何も表示されなくなる問題

MSI製ノートPC「GT83」をスリープから復帰させるとシステムがロックされる問題

入手先は下に示したとおりで,今回はWindows 10・8.x・7に対応する。Windows 10用ドライバには,通常の「Standard」ドライバと,特定ノートPC向けとなる「DCH」ドライバがあるので注意してほしい。基本的にはStandardドライバを入手すれば問題ないはずだ。`

毎度毎度の注意事項だが,NVIDIAはHotfix版ドライバを「当該アップデートをより早く届けるためのもの」と位置づけ,通常リリースと比べて品質保証工程を省略してあると明言している。上で挙げた問題に当てはまるというのでなければ,次の公式ドライバリリースを待つのが安全である。導入する場合はくれぐれも自己責任で。