Galaxy S10は高画質暗所撮影機能Bright Nightを搭載か、3バリエーションのモデル名も浮上

韓国サムスンが開発中とされる新型スマートフォン「Galaxy S10」に、夜間撮影機能「Bright Night」が搭載されるとの情報が報じられています。

開発者向けサイトのXDA Developersによれば、このBright Nightは米Googleのスマートフォン「Pixel 3/3 XL」に搭載された、夜間撮影機能「Night Sight」に似た機能になります(タイトル画像はPixel 3のNight Sightモード解説画像です)。

Night Sightでは暗所で数秒間シャッターを切り、さらに機械学習による色推定処理などで、ディテールに富むスローシャッター風の撮影効果が得られるという機能。Bright Nightもこのように、暗所での写真を印象的にするものとなりそうです。
これは、サムスンによるカスタマイズがなされたベータ版Android Pieを解析したことで判明したもの。Bright Nightではスマートフォンが暗所下だと判断すると「smart tip(スマート・ティップ)」と呼ばれる表示がなされます。

また具体的な撮影手法としては複数の撮影画像を合成することで、暗所下でもより明るくクリアな写真を得られる、と説明されています。

さらに海外テックサイトのMobileFunはアクセサリの製品情報から、Galaxy S10シリーズのモデル名として「Galaxy S10 Lite/Galaxy S10 Edge/Galaxy S10 Plus」の3つが確認できたと報じています。Galaxy S10ではディスプレイサイズの違いにより5.8/6.1/6.4インチの3モデルが存在することは、以前にも伝えられたとおり。今回のモデル名はこの3機種に対応したものとなりそうです。

なお今回は、5G通信に対応し6.7インチディスプレイと6カメラを搭載するとされる、プレミアムモデル「Beyond X」の商品情報は伝えられていません。このことからも、Beyond Xは2月20日の開催が予測されるイベントでは発表されないか、あるいは発表されたとしても他機種より遅れて発売される可能性がありそうです。