Huawei、穴開きディスプレイのスマホ「Nova 4」を発表

中国ベンダーHuaweiの穴開きディスプレイスマホ「Nova 4」がついに公式に発表されました。ディスプレイ上に開けられた穴に自撮りカメラが埋め込まれており、スクリーンがデバイス正面全体に広がるデザインに到達しています。

結局Samsungより遅い発表となった「Nova 4」

穴開きディスプレイスマホは、Huaweiが何度もティーザーをちらつかせており、Samsungよりも早い発表が噂されていましたが、Galaxy A8sが先週発表され、結局SamsungがHuaweiに先駆けました。

しかしながら、HuaweiのサブブランドHonorが同じく穴開きディスプレイの「View 20」をGalaxy A8sと同日に発表しました。HonorをHuaweiの一部として考えると、両者の穴開きディスプレイの発表競争は引き分けと見ることができるでしょう。

なぜか1年前のチップを搭載

Huawei「Nova 4」は、2,500万画素の自撮りカメラと、4,800万画素のリアカメラを搭載しています。

Honorの「View 20」は7nm(ナノメートル)プロセスルールで生産されているKirin 980システム・オン・チップが搭載されていますが、Huawei「Nova 4」にはなぜか昨年のHonor View 10、Huawei P20 Proに搭載されていたKirin 970が採用されています。

「Nova 4」は、6.4インチ・2,310 x 1,080のディスプレイ、8GBのRAM、128GBのストレージ、指紋認証センサー、18W・USB-Cの急速充電、3,700mAhのバッテリーを搭載しています。

デバイス販売価格は3,399中国元(約55,475円)となる見込みです。